2023年に〈株式会社まるごとメディア新潟〉※旧〈株式会社エイブルプロモーション〉内の女性スタッフ3名が始動させた『Happiness Box プロジェクト』。これは、新潟県内の企業と連携し、婚約・新婚カップルに贈り物や特典を詰めたボックスをプレゼントする企画として、今年で2年目を迎えます。今回はこのプロジェクトを立ち上げた中心人物の鈴木さんと、メンバーの長谷川さん、稲垣さんに熱い思いを伺いました。
『Happiness Box』って?
新潟県内外の企業と連携し、新婚生活に役立つ物、喜んでいただける贈り物をプロジェクトメンバーが厳選。特製ボックスに詰め込み、結婚を決めた婚約・新婚カップルへ「おめでとう」の気持ちを込め無料でお届けするプロジェクトです。
これから結婚する方・結婚した方へ
『Happiness Box』の応募・お問い合わせは
こちらをチェック!
地域も元気になる幸せのボックスが誕生
編集部(以下:編):プロジェクトはいつ頃、どんな理由で立ち上げに至ったのでしょうか。
鈴木さん:このプロジェクトを企画した年は2022年頃なので、ちょうどコロナ禍でした。私は普段、広告営業の仕事をしているのですが、お客さんとお会いする中で、この頃は特に結婚式場をはじめ結婚に関わる企業の元気が少しないかな? と感じていました。
稲垣さん:コロナ禍の影響で街全体に活気がなくなっていましたが、結婚式業界も大きな打撃を受けていましたよね。
鈴木さん:そうですね。コロナの影響に加えて日本全体の未婚化が進んでいる中、新潟県の婚姻率ランキング43位というデータもあり“結婚業界を盛り上げる何か”をできないかと思っていました。それなら、地域全体で結婚という一大イベントを後押しし、盛り上げていくのはどうだろう?と考えました。
稲垣さん:結婚はその先に、結婚式や披露宴、指輪や住宅の購入、妊娠出産など、地域経済を動かす要因がたくさんあります。その過程で大変なこともあると思うので、地域や企業の応援があったら心強いだろうな、と思いました。
編:企業側の反応はいかがでしたか?
稲垣さん:とてもよかったです。特に“結婚した、婚約した2人”に対してダイレクトに届けられるのが魅力だと仰っていましたね!
編:どのくらいの企業が参加しているのでしょうか?
鈴木さん:2023年の第一弾では23社、2024年は25社に増えました。各企業のお祝いの気持ちがこもったプレゼントや特典、クーポンがボックスに詰め込まれ、豪華なボックスになっています。
編:地域の企業も、このようなプロジェクトを待ち望んでいたのかもしれませんね!
幸せと思い出を紡ぐ2人だけの宝箱
編:『Happiness Box』の名前はとてもシンプルでわかりやすいですが、なぜこの名前にしたのでしょうか?
長谷川さん:最初は「幸せの玉手箱」や「結び箱」という古風な名前も候補に挙がったのですが、もっとおしゃれでスタイリッシュな名前にしたかったんです。
稲垣さん:思いとしては“幸せを詰め込んで届けたい”という気持ちがありました。
鈴木さん:それで最終的に『Happiness Box』という名前に決まりました!
編:古風な名前から一転、おしゃれでスタイリッシュでワクワク感がありますね。そもそも形状を“箱”にこだわったのはなぜですか?
鈴木さん:届いた箱は捨てずに取っておいていただいて、タイムカプセルの代わりに“タイムボックス”のように活用してもらえたらいいなと思い、箱という形にこだわりました。
長谷川さん:手紙とか、写真とか、一緒に行った映画の半券とか、今後2人の思い出を詰めていって欲しいなと思って、箱のデザインにもこだわっています。
編:幸せが詰められていた箱が、2人の思い出作りや絆を深めることに繋がり、いつか宝物になる……。素敵な活用方法ですね!
幸せの架け橋を新潟に広げたい
編:今年で2年目ということですが、今後の『HappinessBox』の展望を教えてください。
鈴木さん:今は、長岡・見附・小千谷の方だけが対象ですが今後は、新潟の各エリアに拡大できていけたらいいな、と思っています。ちなみに、県央エリアではこの夏からスタートしています。
編:『Happiness Box』が県内に広がることで、結婚業界はもちろん新潟が元気になる起爆剤になるかもしれませんね!最後に、このプロジェクトに対する思いや、読者に伝えたいことがあれば教えてください。
稲垣さん:私たちの仕事は、“売り手・買い手・社会の三方よし”が大切だと思っています。このプロジェクトを通じて、結婚を決めた2人の幸せを祝福しながら、地域の企業や店舗にも活気をもたらし、さらには新潟全体の結婚を盛り上げることで、みんなが幸せになるお手伝いができたらいいなと思っています。
長谷川さん:私自身、結婚を機に大阪から長岡に移住した経験があります。誰も知り合いのいない土地で新生活を始めるのは、とても心細いものでした。もし当時『HappinessBox』があったら、地域とつながるきっかけになり、少なからず心の支えになったと思います。今、このプロジェクトに関わることで、結婚を決めた2人と地域全体、結婚を決めた2人を温かい気持ちで迎え、勇気付けられたらと思っています。
鈴木さん:このボックスには、私たちはもちろん、地域の企業やお店の皆さまからの祝福と応援の気持ちがたくさん詰まっています。ボックスに入っているプレゼントや特典、サービス券を活用していただくことで、お2人の新生活がより豊かで彩りに満ちたものになることを願っています。また、これを通じて地域社会をつなぐ幸せの架け橋になれればうれしいです。
わたしたち『Happiness Box』を受け取りました!
産まれてからずっと長岡市民ですが、『HappinessBox』をきっかけに初めて知ったお店や、気になっていたお店に行くことができました!元々は挙式をしない予定でしたが、お店に行くと段々気持ちが高まっていき自分たちも式を挙げることにしました!!(PN.ともたろうさん)
2人の新生活にぴったりのものが入っていて、名前の通り小さな幸せが詰められたBOXで幸せな気持ちになりました。(PN.Fさん)
入籍後にタイミングよく
『HappinessBox』を知り応募しました。実際のボックスは想像以上に中身が充実していて、逆にもらっていいのかって心配になるくらいでした。(PN.あーさん)