長岡市民の健康状態の傾向は? 健康寿命を延ばすために長岡市健康増進課にお話を聞いてきた!

人生100年時代。いつまでも自分らしく元気で過ごすために、健康づくり事業を行っている長岡市健康増進課のみなさんにお話を伺いました。

長岡市健康増進課のみなさん

長岡市民の健康状態は?

平均余命と平均自立期間で最大3.4年の差が!

長岡市の平均余命と平均自立期間(日常生活動作が自立している期間の平均)は男性で1.6年、女性で3.4年の差があります。(下表参照)

この差が生まれてしまう原因について、長岡市民に多い疾患・健康状態の傾向を見てみましょう。

長岡市民は高血圧と糖尿病の人が多い。

長岡市民の食塩摂取量は1日8.9g(目標7g)と多く、1日の平均歩数は約6,000歩(目標8,000歩)と少ないため、生活習慣病発症のリスクが高まっています。

特に長岡市民は高血圧と糖尿病の人が多い傾向があり、健康寿命を縮める原因となっています。

若い世代で介護が必要となった原因疾患は「脳血管疾患」が突出して多いです。高血圧は「脳血管疾患」の最大の原因と言われており、実際に患者の約8割が高血圧症を有しています。
特定健診を受けた約7割に血糖値の異常がみられ、その割合は年々増加しています。

長岡市の新しい健康増進計画「第3次ながおかヘルシープラン21」がスタート!

これらの課題の改善に向けて、長岡市では今年4月から「第3次ながおかヘルシープラン21」がスタートしました。
このプランでは、市民の皆さんが日頃から意識すべき生活習慣や健康管理のポイントを具体的に提示しています。

自分の生活習慣をチェック!(第3次ながおかヘルシープラン21から一部抜粋)
□早寝、早起き、朝ごはん! 家族みんなで生活リズムを整えよう。
□1日10分、スマホを休んで、スキマ時間に歩いてみよう。
□十分な睡眠や余暇を日常生活に積極的に取り入れて、心身を健康に保とう。
□お酒の適量を守り、飲みすぎないように気をつけよう。
□定期的に健(検)診を受診することにより、自らの健康状態を正しく把握し、
疾病の早期発見と、生活習慣の見直しにつなげましょう。
⇒この他見直したい生活習慣は「第3次ながおかヘルシープラン21」をチェック!

健康寿命を延ばして、はつらつとしたシニアライフを!

健康寿命を延ばすことができれば、趣味や旅行、ボランティア活動など、充実した日々が待っているはず。
長岡市では、そんなシニアライフを応援するために無料講演会を開催。

ゲスト講師のフリーアナウンサー堀 敏彦さんが、退職後、セカンドライフも自分らしく元気に生きるためのヒントをお伝えします。

豊かなシニアライフを送るために、ぜひ講演会に参加して今から準備をしませんか?

長岡市 介護予防講演会
私流 人生後半戦の歩み方
日時/2024年9月29日(日)13:30~15:15(受付・開場/12:30~)
会場/長岡リリックホールシアター(長岡市千秋3-1356-6)
対象/長岡市民どなたでも
定員/先着430名(参加無料)
申込期間/9月6日(金)から9月25日(水)まで
申込・問合せ/長岡市健康増進課
電話0258-39-7508(平日8:30~17:15)
https://logoform.jp/form/P5EF/688005


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