長岡

【SH!N シン】仕事 カラダ こころ 長岡で働く女性のリアルトーク

毎日仕事、家事、子育てに奮闘する女性の皆さん、心の声を話せる場所はありますか?今回は、そんな本音を語り合える場で飛び出した“言葉たち”をご紹介。共感したり、ほっとしたり、あなたの心にもやさしい栄養が届きますように。

4/19(土)ミライエ長岡にて座談会を実施

40代~50代の女性を5名集め、リアルトークを開催しました。印象的なテーマから、同年代の女性の心にも響くような“言葉”をまとめました。

長岡市地域おこし協力隊
加峰 真理さん(40代後半)

夫婦二人の生活で「もし夫に何かあったら…」という
“孤独への不安”が心に浮かび、同世代の女性たちの声を聞きたくなり、座談会を開きました。
この座談会を通じて、長岡が今まで以上に、多様な生き方や価値観を認め合い、誰もがより一層心地よく過ごせる街になるためのヒントを見つけたいと考えました。

加峰 真理さんについて
2024年10月~ 兵庫県西宮市から長岡に移住!
長岡市地域おこし協力隊として長岡市人権・男女共同参画課所属。市民協働ネットワーク長岡と連携して「女性が自分らしく元気な活動につながるネットワークづくりや情報発信」を行っています。夫と二人暮らし。

座談会参加者

※名前はすべてニックネームです

はるっぺさん(40代後半)
保育士

最近仕事で体力の衰えを実感。自分なりの運動習慣を模索中。

キタさん(40代後半)
フードサービス会社所長

アイドルの推し活は、エネルギー源!だから仕事もがんばれます。

ザキさん(40代後半)
フードサービス会社課長

「誰かをサポートするのが得意」だったけど、今は仕事でリーダーとして奮闘中!

おさるさん(50代前半)
生命保険外交員

発達障がい児3人の母として、同じような子どもたちの支援も行っています。

みえさん(40代後半)
理学療法士

東京から長岡に移住。仕事のスキルを活かした「カラダを考える」活動をしています。

カラダ×こころ 更年期

女性にとって大きな変化が訪れる更年期。今回の座談会でも、特に盛り上がりました。

はるっペさん:無気力、イライラ、発汗、疲れやすさなどの症状に悩まされ、婦人科を受診。「薬を飲んでいるから大丈夫」と思えることが心の支えになっています。また受診は自分を見つめ直す機会となり、気持ちの落ち込みがあるのが更年期ということに気づき「鬱にならないための受診」ができてよかったです。

おさるさん:更年期が過ぎたらとってもスッキリしました!

キタさん:40代を迎えてから生理が重くなり、量の多さや漏れの不安が日常生活や仕事に影響が出ています。同僚同士でケアグッズや対処法をシェアしつつ、早く生理が終わるのが夢です!(笑)

みえさん:更年期の症状が重かった時期に、母親から「生理が終われば楽になる、大丈夫」という言葉をもらい、気持ちが楽に。辛いときも「今日の私はそういう日」と受け入れ、抗わずに向き合うことで気持ちが安定してきました。

仕事×こころ 女性管理職

まさか私が管理職? 当初はそんな想いだったとしても、今はがんばっている彼女たちの本音。

ザキさん:役職の辞令が出たときは、泣いて嫌だと上司に訴えたほど重荷でした。でも今は、一人で抱え込まずに「頼り合い」「弱みを見せる」ことができるように。助け合えるチームの存在に感謝しています。

キタさん:自分ひとりでがんばるのはムリ。一人でも頼れる仲間がいれば、心強い!また推しがいるだけでも、仕事はがんばれます!

本業×こころ ライフワーク

本業とは別に、新たな生き方を見つけた2人。ライフワークを持つ彼女たちの言葉。NPO法人市民協働ネットワーク長岡も2人の活動を支えています!

「ゆいジョブながおか」代表
おさるさん

「ゆいジョブながおか」は、障がいのある子どもたちが地域の大人と関わりながら、社会参加や自立を目指す活動です。
発達障がいのある3人の息子が、かつて参加していましたが、今は私が代表として関わっています。
過去には、世間の“普通”という概念に苦しんだ時期もありましたが、その“普通”に無理に当てはめず、自分や子どものペースを大切にする姿勢が大事だと気づきました。
広い視点で世の中を見られるこの活動を続けていきたいです。

市民団体「カラダLab.」代表
みえさん

病院での理学療法士の仕事は、病気やケガをした方の支援を行いますが、本来予防できたはずの症状を未然に防ぐために、地域で“予防”という観点から、ヨガやカラダの使い方を伝える活動を行っています。
身体と心を大切にする生き方を多くの人に伝え、この地域に住む皆さんを支えたいと思っています。


座談会をやってみて

長岡市地域おこし協力隊
加峰 真理さん

座談会後、参加者から「共感できる話がたくさんあってうれしかった」「自分だけじゃない」「誰かとつながっている」という安心感を得られたという感想をいただきました。
座談会を通して、“生の声”を聴き合うことで、働く女性の繋がりを生み、気持ちを共有する「場」がやはり必要だ!と再認識できました。
今後、地域おこし協力隊の活動に活かしていきたいです。
この紙面では載せきれないことが山盛りなので、続きやこぼれ話を知りたい方は、〈ウィルながおか〉Instagramでご覧ください!

各種相談先

■ NPO法人市民協働ネットワーク長岡
「ながおか市民協働センター」を運営する団体として、市民活動に関するご相談、活動に役立つ講座、情報発信等を行っています。みなさんの“何かやりたい”を応援します!
☎︎0258-39-2020

■ 長岡市男女平等推進センター ウィルながおか
「ウィルながおか相談室」では、生き方、仕事・働き方、夫婦・パートナー、家族、セクシュアリティに関することなど、様々な悩みについて、問題解決の方法を一緒に考えます! まずはお気軽にお電話ください。
☎︎0258-39-9357(相談専用)