三条 県央

地域と大学がつながる二日間!三燕祭2025

6/14(土)・15(日)、〈三条市立大学〉の大学祭『三燕祭』が開催されます。
今年3月に初めての卒業生を送り出した同校ですが、「一期生がいなくなって、ここでパワーダウンはできない」と意気込む委員会メンバーに今年の見どころをインタビュー!

実行委員長(3年) 酒井 翔太さん
副実行委員長(3年) 長本 陽豊さん

受け取ったバトンを手に踏み出す新たな一歩

今年の三燕祭テーマは“Restart 広げる・繋ぐ・新しい挑戦”。「これまで引っ張ってきてくれた一期生がいなくなって初めての学祭。だからこそ例年以上に盛り上げていくつもりです」と語るのは、委員長の酒井さん。今年はより自分たちで、そして地域に密着した運営方針に舵を切っているそう。
例えば、運営資金の調達方法。これまでは〈三条商工会議所〉経由で地域企業に協賛金のお願いをしていましたが、今年は学生が直接企業にメールやFAXでアプローチ。「想いがちゃんと伝わるように」と、自分たちの言葉を使って、丁寧に働きかけています。さらに毎年人気のビンゴ大会にもひと工夫。商品の一部に地域企業からの協賛品を取り入れ、すでに5社以上が協力を申し出てくれているとのこと。燕三条ならではの魅力が詰まった催しとしてブラッシュアップしていく予定です。

イベントを通じて大学の魅力を発信

今年の実行委員会は過去最大の60名体制。3年生11名、2年生14名、そして入学したての1年生がなんと35名。「毎年20名前後が普通なので、ここまで多いのは初めて。しかも1年生のほとんどが“これをやりたい”というハッキリとした意志を持っていて驚きました」と副委員長の長本さんは笑顔を見せます。
そんなにぎやかなメンバーをまとめる委員長の酒井さんですが、実行委員会に入ったのは昨年のこと。「学祭は自分たちのやりたいことを形にできる場。それができるチャンスがあるならやってみようと思って」と、意を決して委員長に立候補したそうです。一方、副委員長の長本さんは入学当初から委員として活動。ものづくりだけでなく、経営やマネジメントなど、幅広く学べるカリキュラムに惹かれて入学した長本さんは「この大学のことをもっと多くの人に知ってもらいたい」と、学祭を通して大学の魅力も発信していこうと意欲を見せています。

地域と学生と来場者 みんなで作る新しい『三燕祭』

当日の目玉イベントについて「やっぱり日曜日のビンゴ大会」とお二人。昨年はわずか15分で400枚のビンゴカードがなくなってしまったという人気イベントで、今年は地元企業の協賛による豪華景品も加わりさらに白熱しそうな予感です。他にも、CO2レーザー加工機を使ったワークショップや、体育館を丸ごと使った体験型ブースなど、工学系大学ならではの企画が盛りだくさん。学生たちの「やってみたい!」が目いっぱい詰まった2日間になるようです。
今年の目標来場者数は昨年実績と同じ5,000名。「昨年は『三条凧合戦』と同日開催。会場間をシャトルバスでつないだこともあり過去最多の来場者数となりました。今年は単独開催でどこまでできるか。ここも調整したいと思います」とお二人。とはいえ、目的を見失わずにやりたい、ともいいます。「あくまで自分たちの目的は大学や地域の魅力をしっかり伝えること。そして来てくれた人に楽しんでもらうこと。その結果としての5,000名を目指していきたいです」。
知的好奇心を満たす仕掛けと学生たちの挑戦が詰まった2日間は、まさに“ものづくりのまち”の大学祭。学生が地域とともにつくりあげる年に一度のお祭りに、ぜひ遊びに行ってみませんか?

PICKUP!
14日 13:00~ 四千頭身 お笑いステージ
15日 13:30~ ビンゴ大会
その他、サークル発表やコンサート、工学系大学ならではの体験型ブースも多数。
詳細なスケジュールはHPをチェック!

第4回 三燕祭
日時/2025年6月14日(土)9:00~16:00
   2025年6月15日(日)9:00~15:00
問合せ/三燕祭実行委員会
    sanensai@sanjo-u.ac.jp
当日は〈アークランズ株式会社〉様(三条市須頃445)に場所をお借りして、臨時駐車場を設置します。また、臨時駐車場~三条市立大学間をシャトルバスが運行します。

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